葡萄はロシアン・リヴァー沿いの小さな畑からだが、中には樹齢130年を超える木が幾つかあり、それらがあたかもニックに若い樹木に対する対応の助言を与えるような役割を果たしているという。このことがこのワインのネーミングの由来で、ラベルに描かれている絵は、その古木のうちの1本を表している。
ニックは1982年からニュージーランドのマールボロでもソーヴィニョン・ブランを造っているが、そのワイン造りにもこの経験と技術が生かされているという。糖度を抑え、渋みを軽減させる為、葡萄は涼しい夜間に手摘みで収穫される。そして、発酵前に果汁と澱を接触させることでワインに深みと風味が加わる。また発酵時には、他の品種より低温発酵させることで品種のフレッシュさを維持しつつ、他の多くのソーヴィニヨン・ブランに見られるスパイシーさが軽減される。
パッションフルーツとメロンのような豊かな風味、長く繊細な余韻も魅力。
寿司、特に生姜との相性も抜群。

ソーヴィニヨン・ブラン100％
フレンチオーク樽100％にて約20ヶ月熟成
アルコール度13.9％