カルネロス・デッラ・ノッテは、若いころから故ロバート・モンダヴィ氏に従事して、ぶどう栽培とワイン造り、それに大胆なマーケティング手法を取得したデービッド・ハーモンにより2003年に設立されたワイナリー。

カルネロス・デッラ・ノッテは、若いころから故ロバート・モンダヴィ氏に従事して、ぶどう栽培とワイン造り、それに大胆なマーケティング手法を取得したデービット・ハーモンにより2003年に設立されたワイナリー。
カルネロスというアペラシオンがつくだけで高い評価がつくと言われる。カリフォルニア州で最も良質なピノ・ノワールの産地、カルネロスの自社畑に３つの異なるクローンのピノ・ノワールを、殺虫剤等のケミカルは一切使用しないオーガニック製法により栽培、超プレミアム・ワインを生産する。
2003年の最初のヴィンテージで、サンフランシスコのブラインドコンテストのピノ・ノワール部門において、250ものワインの中から見事1位になった。
ぶどう栽培はたえずぎりぎりの量の水しか与えず、収穫期前のぶどうは殆ど干しぶどう状態で、最も糖度が凝縮する温度の下がった夜に手摘みにより収穫される。デービット・ハーモンの母親がラベルに描いたのが、“月夜のぶどう畑”。果実味が溢れ出るまろやかなワインに仕上がっている。
豊かな黒ベリー系の果実香にサフラン、シナモン、ヴァニラ、スパイスが見事に編み込まれている。スパイスと黒系フルーツのニュアンスから生まれる複雑さと優雅さが見事な最上級ピノ・ノワール。