ゴールドシュミット・ヴィンヤーズは、オーナー＆ワインメーカーのニック・ゴールドシュミットがSIMIの副社長兼チーフワインメーカーをリタイア―した後、ソノマのアレキサンダー・ヴァレーに設立したワイナリー。
現在彼は、ニュージーランド、南米チリ等で、いわゆる“空飛ぶワインメーカー”として活躍。一方、カリフォルニアでは、SIMI時代に良質のぶどうを生み出す畑については知り尽くしていて、アレキサンダー・ヴァレーとナパヴァレーの優れた畑から選びぬいたぶどうだけで、少量生産のハイエンド・ワインをつくる。
チェルシーはニック・ゴールドシュミットの3人娘の一人の名前。ぶどう園はヒルスバーグ自宅前の有機ぶどう園、サーモンズ・リープ。アレキサンダー・ヴァレーよりも少し涼しく、メルローの栽培に最適な土壌（砂のロームと粘土、優れた保水能力）。
ワインはバランスの取れた酸とタンニン、素晴らしい風味を持ちエレガント。ブルー・ベリーとザクロの甘い風味に、ダークチョコレートも。複雑でしなやかなこのワイン、今飲んでも良いが10年楽しんでいただきたいワイン。

メルロー100％
フレンチオーク樽90％、ハンガリアンオーク樽10％にて(20％新樽)12ヶ月熟成
アルコール度：14.5％