TADDEI　Wineはソノマ郡、ウインザーにある家族経営のブティック・ワイナリー。ワインメーカーのクリス・タディは、長年旧ワイン世界のワインを愛好し、フランスワインの探求をしていた。しかし彼が見つけた理想とするワイン造りの場は、米国カリフォルニア州の多様な地質と地形として知られるソノマ郡であった。更に彼はロシアン・リバー・バレーAVA上のマヤカマス山脈の斜面に着目し、その畑の葡萄からスーパー・ソノマ・ワインとしてワイン造りをスタートした。2003年の初ヴィンテージはあっという間に完売し、その10年後には自らの苗字TADDEIをブランドにした、ソノマ郡以外の高級畑からの葡萄で（スティル）ワイン造りを。現在、契約する畑はソノマ郡やナパ郡他のへと地域を拡大、適切な葡萄管理の下で理想のワインを造り続けている。彼は年齢にふさわしいワイン造りをと、家族や友人達とコラボレイトすることをモットーとしている。

使用する葡萄はナパヴァレーのカリストガAVAのセントヘレナ山の火山（沖積）扇状地にある、スターク・ヴィンヤード。ナパヴァレー最北に位置するカリストガAVAは昼夜の温度差が大きく、十分な酸味のあるワインができる。また、ナパヴァレー内で最も火山性土壌の割合が高く、水はけが良いことが根の発達を促し、地味と相まってミネラルと果実味の凝縮を生み出す。このワインは葡萄のミネラル分と香りを保持するためにフレンチオーク樽だけでなくステンレスバレルを使用して熟成。また、オーク樽はタイトグレイン・フレンチオークを使用することで、フルーツの優雅さを表現している。
アロマティックなこのワイン、核果実、柑橘類、マイヤーレモンなど、生き生きとした酸味を持つ。

ソーヴィニヨン・ブラン100％
ステンレス鋼バレル・フレンチオークバレルにて（新樽100％）14ヶ月熟成　　MLF有
年間100ケース
アルコール度：14.1％