マッツオーニ・ヴィンヤードは1931年以来、自然主導の持続可能な農業を実践し、地元でも最高級の品種を誇っている。このカベルネ・ソーヴィニョン種もその一つで、葡萄は手摘み、選別・除梗等は全て手作業。その後最良の葡萄だけがコンクリート・タンクに入れられ醸造、フレンチ・オーク樽で熟成され出来上がるカベルネ・ワインは親しみやすいエレガンスさが特徴。ボトル・ラベルには、有名な丸いラビオリで知られていた叔母ジア・レナ（ジアはイタリア語で叔母を意味する）にちなんで、伝統と家族の絆の象徴として、ラビオリスタンプ（カッター）が描かれている。

アメリカンチェリー、紅茶、乾燥したバラの花びら、そして葉巻箱の香りがほのかに感じられる。また焼いた黒プラム、クリーミーなクリームヴリュレ、なめし革、杉、塩漬け肉等、リッチでバランス良いコクのある味わいで、ワインメーカーのマークが目指したワインそのものと言う。

カベルネ・ソーヴィニョン100％
コンクリート・タンク醸造、フレンチ・オーク（100％新樽）で20か月熟成
アルコール度1４.３ %