世界でも稀な葡萄にとって“エデンの園”と呼ばれるところ
ナパヴァレーはアメリカ西海岸カリフォルニア州、最寄りの大都市サンフランシスコの北約100Kmのところにあります。緯度的には北緯38度~39度の間にあり、日本でいうと仙台辺りです。
日中は燦々と輝く太陽、朝夕は西側ソノマ郡横の太平洋を流れるアラスカ寒流の影響で霧が発生。大地は、かつて太平洋の海底が隆起した貝殻等ミネラル分豊富な土壌に、火山噴火により灰が降りそそいだ。これがワインづくりにまたとない”エデンの地”だと呼ばれる所以です。
これら自然環境にプラスして、人間の努力と新しい技術により、今日ではワインの銘醸地となりました。
さらには、カリフォルニア地場のハリウッドやディズニーランド等のエンターテイメント産業、オーガニック野菜や果物等を使用したカリフォルニア・キュイジーヌ等の健康志向等により、今では誰もが認める、世界No.1のワイン・ツーリズムの聖地といわれています。
この栄華は30~35年前にはじまったばかりです。
美味しいプレミアムなワイン
カリフォルニア州は全米の約90%に当たるワインを生み出し、世界の銘醸地の一つであることはご承知の通りです。いかにナパヴァレーのワインが人気なのか、赤ワインの人気葡萄品種カベルネ・ソーヴィニヨンを例にとって説明しましょう。ナパヴァレー産の葡萄は、同品種の他のカリフォルニア産のものよりも、6.6倍もの高値が付くといわれます。
そして、ナパヴァレーには様々な最新鋭施設、熟練スタッフ、マーケティング、それにプレミアム・ワインに必要なストーリー性が備わっています。
ワイン・ビジネスへの参入。NAPA OFFICE.USスタート
ワインツーリズムの第一人者として活動していた私ですが、以下をポリシーとしてNAPAOFFICE.USをスタートすることとしました。
(1)唯のワイン輸入商ではなく、誰も知らないワインのみだけを日本に輸入し紹介する。
(2)ジャーナリストとしての活動で、多くの無名だが素晴らしいワイナリーとワインと出会った。この無名の素晴らしいワイナリーとワインで、これまでの既成概念を打破し、トレンド感・楽しさあるユニークなワインだけを日本に紹介することをポリシーとする。
このような経緯でスタートしたワイン・ビジネスだが、私どもが取り扱い始めた無名のワインがアメリカでもナショナル・ブランドとなり、ナパヴァレーの実力者Jean-Chrles Boissetから輸入・販売の逆指名を受けたワインもありました。そして、現在も素晴らしいホテル・レストラン・ショップ様とお取引を通して日本の皆様にNAPAOFFICE.USのワインをお楽しみいただいております。